『世界のお茶でティーパーティ!』開催

 日 時 :2005年9月23日(金・祭日)15:00〜18:00
 場 所 :ラ・メランジェ新店舗

インド古典音楽のシタール演奏
ラ・メランジェオープニングパーティー(烏丸ショップ移転のイベント、世界のお茶のティパーティ)、無事終了いたしました。たくさんの皆様のご参加、真にありがとうございました。

当日は、インドのチャイ、中国の烏龍茶、トルコのチャイ、モロッコのミントティー、ロシアのロシアンティ、と様々なお茶とお菓子など、『世界のお茶でティーパーティー』という名前のとおりのイベントを開催できたのではないかと思っております。

当日は、特別に民俗音楽の若林忠宏さんをお招きして、各国のお茶にあわせてミニコンサートを開しました。わざわざ遠い東京からこの贅沢な企画に来ていただき、それぞれのお茶にあわせた音楽を奏でていただきました。

中国のお茶には少数民族の楽器で中国の曲を、ロシアンティーにはグルジア音楽、インドのチャイには贅沢にシタール、トルコチャイにはサズ、モロッコミントティーにはアラブの太鼓とリュードと、5カ国のお茶とそれに関係する音楽、そして関係するTEA Foodsをと、普段あまり耳にすることのない民族音楽も存分に堪能いただけたのではないかと思います。

お客様、スタッフ、ゲストのお茶を淹れてくれた方々・・・、ともに素敵なお茶の時間を共有しあっという間に3時間がたってしまいました。是非、またこのような機会を設けたいと思っております。

ラ・メランジェ店主
 松 宮 美 恵



 
民俗楽器の演奏家、若林忠宏さん。

いろんな楽器を演奏していただきました。若林さんのサイトもご参照ください。
  インドのチャイを煮出して作りました。


 
ロシアンティーのブースです。サモワールとジャムが見えますか?
(撮影:miyaさん)
  ウクライナの女性によるロシアンティのコーナー。
ロシアンティーに合わせて、ロシアの丸い胴体の三味線「ドムラ」でベルーシとグルジアの古い民謡が演奏されました。


 
横浜のお茶の先生、川谷さんがトルコのチャイを入れてくださいました。小さなグラスに濃い目の紅茶をたっぷりの砂糖で頂きます。トルコ民謡弦楽器「ジュンビュッシュ・サズ」で。   中国の女性による茶芸のデモンストレーション。鳳凰単叢を淹れていただきました。これに合わせて中国雲南省からタイ北部に掛けて住む産地民族の弦楽器「ツン」が演奏されました。


 
いろいろな国のティ・フードもお出ししました。

モロッコーは、デーツ(ナツメヤシ)、フレッシュ・オレンジのシナモン風味。
中国は広東の月餅。
インドはパパド(豆粉のせんべいのようなもの)、パパダム(スリランカの同じようなもの)。
トルコはロクム(ローズ味、レモン味、ETC餅とゼリーの間の食感の甘いもの)。
そしてロシアはベリーのジャムとウォッカ。いろいろなお茶と一緒に楽しみました。
  そんな御菓子を楽しむゲストのみなさん。

堪能していただけたでしょうか?


 
白い大根のようなものはモロッコの砂糖です。それをシュガーハンマーで音楽のリズムにあわせて割る!というより、砂糖を割るリズムにあわせて若林さんが楽器のコラボレーション!   メインイベントのモロッコミントティー。砕いた砂糖を使って甘いミントティーを淹れます。使うお茶は中国緑茶のガンパウダーです。
(撮影:miyaさん)


画像の一部をお客様のmiyaさんにご提供いただきました。ありがとうございました。