∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬                Le Theier          〜 Tea Mail Vol.1 〜             by La melangee          Ж●Ж●Ж http://www.melangee.com Ж●Ж●Ж               <2003/8/30号>                 … メランジェよりメルマガをお届けします … ∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬                            Ж●Ж INDEX Ж●Ж ごあいさつ What's New ━┳  新入荷のお茶         ┗  今月のオススメのお茶  Information ━━ お教室、イベント、セールのお知らせ等 Column ━━━━━ L'heure du The(お茶の時間) no.1      〜 いろいろなお茶にまつわるお話を毎月一回メルマガでお届けします 〜 ------------------------------------------------------------------ みなさま、はじめまして。 京都のお茶専門店、ラ・メランジェです。 毎回いろいろなお茶の紹介以外に、お茶にまつわる楽しいお話や、 世界各国の喫茶文化についてお届けしたいと思っております。 どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。m(__)m ━━━━━━━━━━━━━━ Ж●Ж What's New Ж●Ж ━━━━━━━━━━━━━━ ◆台湾東方美人が入荷しました◆ http://www.melangee.com/catalog/taiwan-1.php ********************************************************* 蜂蜜のような甘い香りが特徴のお茶です。 古くから欧米ではオリエンタル・ビューティという名で親しまれている、台湾の銘茶 のひとつです。今年は比較的香りが良く、甘い味わいの東方美人が入荷しました。 ◆雲南より、プアール茶と紅茶が届きました◆ http://www.melangee.com/catalog/china-1.php ********************************************************* 今回入荷しましたプアール茶はたいへん質の良いものが2種類そろっています。 ひとつは、1999年に生産された4年物のプアール茶です。上質の茶葉で作られた味・ 香りともに上質のお茶です。 もうひとつは、1985年に生産された18年物のたいへん質の良い、美味しいプアール 茶です。 合わせて、金芽をたっぷり含んだ雲南金針紅茶も2種類入荷しました! ひとつは、外事礼品と呼ばれる等級の、金芽が多く含まれている良質のお茶です。 コクがあり、タンニンが少ないので渋くなく飲みやすい、中国紅茶のオススメのお茶 です。 もう一つは、殆ど金芽だけで作られた雲南金針紅茶で、まろやかで甘い味が特徴のお 茶です。 ◆ダージリン・セカンドフラッシュ近日入荷予定です◆ http://www.melangee.com/catalog/season-1.php ********************************************************* ∬?∬ ここで、ベスト クオリティー シーズンティーのお話 ∬?∬ ------------------------------------------------------------------  あまり知られていませんが、紅茶にも日本茶と同じように”旬”の時期があります。 その中でも品質が最高になるわずか数日間をとらえて摘まれた紅茶は、”クオリティ・ シーズン・ティー”と呼ばれ、フレッシュな香りと味わいを持っているのです。  メランジェでは、最高の品質を新鮮なまま航空便でとりよせお届けしています。 ”紅茶の旬”この贅沢を楽しみたいものです。 <ダージリン・ファーストフラッシュ>  ダージリン高地にその年初めてのクオリティー・シーズンが訪れた時(4月末〜5 月初旬)に摘まれた茶葉を使用したのがダージリン・ファーストフラッシュです。 茶葉に緑色を残した若々しい爽やかなお茶です。 <ダージリン・セカンドフラッシュ>  ダージリン高地にその年2回目のクオリティー・シーズンが訪れた時(6月頃)に 摘まれた茶葉を使用したのがダージリン・セカンドフラッシュです。成熟したマスカ テルフレーバー(マスカットの様な香り)が広がります。 <オータムナル・ダージリン>  ダージリン高地にその年最後のクオリティー・シーズンが訪れた時(11月頃)に 摘まれた茶葉を使用したのがオータムナル・ダージリンです。赤身をおびた茶葉は ”ロージィ・オータムナル”(バラ色の紅茶)と称されます。 ━━━━━━━━━━━━━━ Ж●Ж Information Ж●Ж ━━━━━━━━━━━━━━ ◆お教室のご案内◆ ********************************************************* メランジェでは、お茶や文化にまつわるお教室を定期的に開催しています。 今回ご紹介するのは、『中国茶 & 日本茶 & 英国紅茶の入門』です。  他にも、人気の『スコーン教室』や、『いろいろな中国茶を飲む会』、毎月テーマ を取り上げて行う『Cha Cha Cha Club』、また年に何度か、特別イベントとして海 外から先生をお招きして行う催し事などなど、楽しい内容が盛りだくさんです。   ∬?∬ 中国茶 & 日本茶 & 英国紅茶の入門 ∬?∬  中国で発生したお茶が、東は日本で緑茶として親しまれるようになり、西方へは当 初緑茶として伝わりながらも英国へ到達するにいたって、紅茶という飲みものに変遷 していきました。その歴史やエピソードを交え、東西のお茶の飲み比べをしていただ きます。  ”日本の煎茶・中国の武夷岩茶・英国の紅茶” 内容 : 中国から伝えられたお茶 日時 : 9月20日(土)  ※毎月の第3土曜日に開催中 時間 : 11:00〜13:00 会費 : 3500円 場所 : ラ・メランジェ  ※毎月の第3土曜日に開催中  ※グループでのお教室を、別日程でも承っておりますので、ご相談ください。 ◆次回の Information は。。。◆ *************************************************************  お教室のご案内・・・『Cha Cha Cha Club』  年に一度の・・・・・お知らせがあります。   ━━━━━━━━━━━ Ж●Ж Column Ж●Ж ━━━━━━━━━━━ http://www.melangee.com/essays/columnmenu.html ********************************************************* このコラムは'95年の10月から'96年の9月までの2年間にわたって発行しました、 「Le Theier(ル テイエ)」より、毎月1話お届けいたします。 L'heure du The(お茶の時間)   〜 no.1 お茶について 〜  ケーキや和菓子をそろえてのティータイムは、ホッとするひとときです。 かぐわしいお茶の香り、清涼感のあるのどごし。ひと口飲んだときの安堵感。 「ふーっ」と心なごむ一瞬です。  そんなお茶も初期の頃は、薬として珍重されていたようです。 お茶のルーツは中国の雲南、四川省のあたり。 昔々、薬草のことを調べていた神農氏という人は、野山を歩いては薬草を自らの体で 試していました。 見知らぬ草を口にしては、「解毒薬」としてお茶を服用していたというのです。これ がお茶のはじまりというわけで、実に紀元前2737年と、気の遠くなるほど昔のこ とです。最もこれは伝説上のこととされ真偽は定かではありません。  が、いずれにしてもお茶の歴史はとてつもなく古く、以来、私たちが知っているよ うに世界各地で飲まれるようになりました。いろいろな製法も発明され、同じお茶の 木から緑茶、紅茶、ウーロン茶などつくられるようになり、国によって飲み方もさま ざまに工夫されました。  日本に本格的に導入したのは、栄西禅師が12世紀に中国からお茶をもたらしまし た。ビタミンC不足になりがちなロシアでは、これを補給し、かつ甘くておいしい、 紅茶にジャムを入れたルシアンティーが飲まれます。 ミルクがとれるチベットでは、バターと塩をお茶とシェイクしたバター茶で、しっか り栄養がとれる日常のお茶が生まれました。 砂漠で暮らすアラブでは、緑茶にスーッとするミントを入れ、のどの乾きを癒します。 そして遠くイギリスではミルクティーになり、社交の場やおしゃべりに欠かせない飲 みものになっていったのです。  本家本元の中国でも、香りのない安くて質の悪いお茶しか飲めなかった庶民は、お 茶に木の実を入れたり、ジャコウや柑橘類の花などで香りをつけて飲んでいたといい ます。 少しでもおいしく、楽しくお茶を飲みたいという生活の知恵だったのでしょう。 古代中国では薬としてスタートしたお茶も、色、香り、味わいを楽しむ飲みものとし て、世界中に広まり、日常のお茶としてとけ込んでいます。  いま、紅茶や緑茶は脂肪を洗い流す作用があるとか、抹茶などの緑茶には制ガン作 用がある、高血圧にいいなど、健康飲料としての側面が注目を浴びています。 しかし、お茶がはるか昔から飲まれ、世界中に根付いてきたのは、体にもいいけれど、 それよりも「喫茶」という習慣があったからだと思うのです。 お茶が他の飲みものに比べ、ホッとさせたり、話をはずませたり、人と人との潤滑油 になったりといったように、気分や精神面に関わりながら、ふだんの生活の中で親し まれてきた飲みものであることが、大きいような気がするのです。 ◆次回のコラムは。。。◆ *************************************************************  L'heure du The(お茶の時間)  〜 no.2 中国のお茶 〜 をお届けします。お楽しみに… ∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬                                          Le Theier            by La melangee          Ж●Ж●Ж http://www.melangee.com Ж●Ж●Ж                          … ご購読ありがとうございました … 発行:ラ・メランジェ 603-8053京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町1 セレス北山1F TEL 075-701-0982 FAX 075-701-5520 URL: http://www.melangee.com/ E-mail: info@melangee.com ∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬?∬